警察官

交番に勤務して、落とし物の受理や道案内、管轄地域の巡回連絡などに従事しています。事件や事故の初動捜査として被害届の受理や指紋を採取することもあります。

在学時は公務員か教員になると決め、2つの対策講座をとり、きめ細かなサポートを受けました。そこで常磐大学の就職率の高さは、手厚い支援の結果だと実感。私は野球部に所属し学生コーチとして活動してきましたが、大学生活では部活やサークル、アルバイトなど多彩なコミュニティがあります。人のつながりはその後に大いに活きてくるので、大切にしてください。将来は刑事を目標に、徹底した捜査で犯罪を減らし、安全安心なまちづくりに貢献したいです。

青柳陸斗さん　現代社会学科 2022年3月卒業
［青森県青森山田高等学校出身］

2021年から茨城県警察官になり、警察学校での６か月間の研修を終えて、地域警察官として交番に勤務しています。交番を訪ねてくる方への対応や地域パトロール、交通指導取締り、事故や事件の初動捜査が主な仕事。

大学で刑法をはじめとした法律の勉強に取り組んだことや、少年の非行防止のボランティア活動に参加した経験が今に生きています。今後は地域の実情や実態の把握に努めながら、現場執行力と実務能力を磨いていき、将来は刑事として職務に携わることができるよう努力を重ねていきます。

櫻岡徹也さん　法律行政学科 2021年3月卒業
［茨城県大子清流高等学校出身］

2020年4月に茨城県警察官となり、警察学校で6か月間の研修を終え、現在は地域警察官として交番に勤務しています。日々、地域のパトロールや交通違反の取締り、事故現場の初動捜査、交番に来られる方の対応に当たっています。

大学の小笠原ゼミは公務員や警察官になった先輩たちが多く、試験対策をはじめ大変お世話になりました。硬式野球部では120名の部員たちと切磋琢磨しながら、リーグ戦優勝をめざし練習に明け暮れました。勉強も部活も精一杯頑張ることが将来を拓く原動力となると考えています。

Y.I. さん　現代社会学科 2020年3月卒業
［茨城県常磐大学高等学校出身］

私は福島県いわき市で生まれ育ち、中学3年生の時に東日本大震災を経験しました。被害は小さくなく、周りは自分のことで精いっぱいという状況ながら、冷静沈着に治安を守る警察官の方々の姿が深く印象に残りました。
常磐大学では野球部に所属し、部活仲間の家族で茨城県警に勤めている方から「警察官になってみないか」と声をかけていただく機会があり、その時に自分の将来が見えました。在学時に公務員試験に挑み、無事に合格して警察官という夢をかなえるとともに、経営学科での学修も私にとって得難い経験となりました。特に、経営学の組織論や人材育成論を野球部のマネジメントに落とし込んだ卒業論文を仕上げる過程は刺激的で、楽しく取り組むことができました。

住民の笑顔を守るのが私の仕事です。対応した方から感謝の言葉をかけてもらった時、この仕事をしていてよかったとやりがいを感じました。これからも犯罪や事故を抑止する巡回連絡を徹底し、地域の方とのコミュニケーションもしっかりとっていきたいと考えています。

S.R. さん　経営学科 2018年3月卒業
［福島県勿来工業高等学校出身］

子どもの頃から刑事ドラマが好きで、警察官の仕事に憧れていました。常磐大学に入学したのも、被害者学や犯罪心理学を専門とする先生がいると知ったからです。心の働きとメカニズムについて多角的に学んだことは、被疑者や被害者の心理を知る基礎になりました。
警察官になる夢を実現した現在は、交番勤務を経て交通課取締係に所属しています。地域の交通安全を守り、県民の平和な生活を支える使命を胸に、日々業務を遂行しています。

警察官は、さまざまな人と接する機会が多い職務ですが、学生時代にいろいろな考えを持つ人と積極的に関わったことが生きています。私は小学校から大学まで野球を続けたので、厳しい練習や試合で競い合った仲間や野球関係の人脈が一つ大事な土台としてあります。大学に入ってからは、野球以外の人との付き合いも増え、人間関係の輪が広がりました。人との出会いは感覚を磨き、視野を広げるものだと感じます。これからも生まれ育った茨城県への恩返しという想いをもって職務を全うしていきます。

N.K. さん　心理学科 2014年3月卒業
［茨城県緑岡高等学校出身］

※掲載内容は取材当時の情報です。

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