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学部学科・大学院

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大学院


常磐大学大学院は、1989年に人間科学研究科を開設し、以来、人間に関わる研究課題を追及しています。人間を理解し、それらの問題を科学的な視点で研究することをめざし、多彩な研究領域を提示するとともに、間口の広い人間研究の機会を提供しています。
また、このたび、今後ますます複雑・高度化することが予測される医療に対応できる高度専門職業人を育成し、医療の質の向上に貢献できる人材の育成、確保を図っていくことを目的として、基礎となる看護学部が最初の卒業生を輩出する2022年4月に看護学研究科を開設します。


人間科学研究科の特色

1.複数の教員による指導体制
一般的な大学院では、専攻ごとに定められた科目を履修して、特定の指導教員に師事するスタイルを採用しています。一方、本研究科では「人間」の研究を核に据えて1 研究科1 専攻のもとに複数の領域を設け、領域を横断する総合的な履修法を取り入れています。研究指導教員に加え、副研究指導教員などの多様な視点から知見や助言を得ることで、研究計画に独自性が生まれます。領域をまたいだ複数の教員と接することで修学中に直面した新たな課題にも柔軟に対応できるうえ、論文内容にも奥行きが出ます。
2.幅広い分野の教員を揃える
人間は、特定の科学や技術だけでは割り切れない複雑な存在です。その追究には学問分野の枠を超えた学際的で複合的な取り組みが不可欠であり、そのために本研究科は多様な研究領域を設けています。「人間」に主眼を置く研究を展開するうえでは、心理学、教育学、社会学、情報学や被害者学、地域振興学といったフィールドを多面的に見る学びが効果的で、本研究科では幅広い分野を専門的に探究している教員たちが各々の学識を生かし、一人ひとりの研究や論文執筆を手厚くサポートしていきます。
3.公認心理師と臨床心理士の資格取得サポート
本研究科は研究者だけでなく、高度な専門的職業人の育成にも力を入れています。質の高い職業人になるためには普遍的な価値を持つ国家資格が役立ちます。教育、福祉、医療、行政機関や企業で活躍するための国家資格の取得も支援しており、公認心理師法施行規則第二条が定める「公認心理師となるために必要な科目」に対応する授業科目を配置しています。また、日本臨床心理士資格認定協会から第1 種指定大学院として指定されており、修士課程修了後に臨床心理士試験の受験資格を得られます。
4.学修と実践に取り組める心理臨床センター
本研究科での学びを支える施設の一つが、心理臨床センターです。心理臨床研究や、公認心理師、臨床心理士の資格取得のための実践知を養う環境が整っており、公認心理師、臨床心理士をめざす大学院生が地域の人々のカウンセリングに応じる機会もあります。また、“ 地域や社会に開かれた大学”の機関として、専門家を講師にお招きし、本研究科の学生のほか地域の心理職の方などを対象とした「公開研修会( 有料)」や、一般の方々を対象とした「公開講演会( 無料)」を定期的に開催しています。
5.専門性を生かした進路
本研究科を修了した方の多くは、特に病院やクリニックへ就職する傾向にあります。その理由の一つに、修士課程第Ⅲ領域( 臨床心理学領域)で心の問題や人間の精神的健康について研究する大学院生が多いことが挙げられます。一方、修士課程第Ⅰ領域( 人間の発達と適応)で学んだ方のなかには、発達心理学や行動分析学の知識を生かして、知的障害や発達障害のある方への支援を行う福祉施設へ就職したり、さらに知見を深めるために博士課程へ進学したりするケースも見られます。

修士課程 第Ⅲ領域 臨床心理学について

修了生の就職
第Ⅲ領域臨床心理学を修了した方は、病院、適応指導教室、学生相談室、地域のカウンセリング機関、スクールカウンセラー、福祉施設等の心理スタッフとして活躍しています。

臨床心理士合格者数
本学大学院が臨床心理士養成課程として指定を受けてから、これまでに47名の臨床心理士資格試験合格者を輩出しています。

看護学研究科の特色

1.学ぶ楽しさや意義が実感でき、看護学修士課程の学修者にふさわしいリテラシーと教養を深められる科目を展開
入学者の多くは看護職として医療施設に勤務する社会人のため、戸惑わずスムーズに大学院の学修に入れるように、必要な各種リテラシー(科学的リテラシー・数学的リテラシー、情報リテラシー、日本語と英語の読解力・分析力)と『人間の科学』に関する学際的・包括的学識を身につけることができます。
2.エビデンスに基づいた実践が可能となる科目の配置
全科目が科学的根拠に基づいた看護「EBN(Evidence Based Nursing)」を基盤とした授業内容になっています。国内外の看護雑誌等に発表される看護研究の知見(論文・報告)を読み、自らの体験に照らし合わせて、現場の課題解決に活用する研究の利用者としての能力や現場の課題解決や自らの看護実践に常にエビデンスを求める姿勢とエビデンス創出への基礎的能力を養います。
3.全員が実習科目(「高度実践実習(リーダーシップ)」「高度実践実習(教育)」)を履修
講義・演習・研究などの学修で得た知識やスキルをどのように実践現場で活かしていくか、修了後の実践現場での働き方までを視野に入れるために、全員が実習を行います。高度実践実習(リーダーシップ)は、従来の支配型リーダーシップではなく、支援型リーダーシップ(サーバントリーダーシップ)の育成に焦点を当て、協働している人々をエンパワーしながらエビデンスに基づいた実践を推進します。
4.他領域の大学院生と共に学びあう科目構成
在学中に大学院生同士、または教員と院生とのディベートや建設的議論などによりコミュニケーション力を鍛え、将来、多職種チームとの協働の中で、自分の意見を建設的に主張することや他者の意見に耳を傾けることを学び、効果的な議論を通して課題解決ができるようになることをめざします。
5.実習科目、実践課題研究 、専門看護プロジェクトは、大学院生の職場等が学修フィールド
職場等が学修フィールドになることは、大学院生と教員と職場の三者が協力して学修に参画できることを意味し、現場が必要としている人材の育成をより実効性のあるものにします。特に大学院生は授業で学修した知識やスキルを実践現場でどのように具現化し、課題解決につなげていくかを実際に学ぶため、修了後の働き方をイメージしやすく、学修に関わる同僚や上司にとって良い刺激となり、将来現場に貢献できるようになることが期待できます。

修学支援

早期修了制度
優れた研究業績を上げた学生については、本学が認めた場合に限り、修了要件の在学期間を修士課程、博士課程(後期)ともに、1年以上在学すれば足りるものとする制度です。ただし、修士課程を1年で修了した場合は、博士課程(後期)の在学期間は2年以上在学すれば足りるものとします。
長期履修学生制度
職業を有している等の個人の事情に応じて、大学の定めるところにより、学生が、大学の修業年限(修士課程は2年、博士課程(後期)は3年)を超えた一定の期間にわたって計画的に教育課程を履修し修了することを認める制度です。入学時から本制度の適用を希望する場合の長期履修期間は、修士課程最長4年、博士課程(後期)最長6年となります。また、在学途中から本制度の適用を希望する場合には、未就学年数の2倍に相当する年数以内です。
教育訓練給付金制度 ※修士課程のみ
労働者の主体的な能力開発の取り組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進をはかることを目的とした制度です。厚生労働大臣の指定した教育訓練を受けた場合に、その受講のために支払った費用の一部に相当する額が公共職業安定所(ハローワーク)より支給されます。常磐大学大学院人間科学研究科修士課程は、この教育訓練給付金が支給対象とされる講座として、指定を受けています。

奨学金制度

本学独自の奨学金制度のほか、日本学生支援機構など学外の奨学金制度も取り扱っています。
■ 諸澤幸雄奨学金制度
経済的に学業の継続が困難となった者に対し、奨学金を給付し公平な就学機会を与え、もって有意な人材の育成に資することを目的とした制度です。

奨学金制度に関する詳細は、奨学金のページをご確認ください。

常磐大学大学院研究奨励金制度

研究活動の充実および活性化を目的とし、学生の研究に係る諸経費の一部を支援する「研究奨励金制度」を設けています。
▼ 種類と上限額
学会参加
(参加費・交通費・宿泊費)
国外学会
国内学会 (国際学会)
     (国内学会)
30,000円
20,000円
10,000円
学会発表
(参加費・交通費・宿泊費)
国外学会 (代表発表者)
     (共同発表者)
国内学会 (国際学会)
     ( 国内学会)
100,000円
50,000円
50,000円
30,000円
論文作成のための資料収集
(参加費・交通費・宿泊費)
博士論文および
修士論文作成に係る
資料収集
30,000円

生命科学、心理学、教育学、社会学、コミュニケーション学、被害者学、社会福祉学など、人間追究に欠かせない研究テーマを集め、学際的、複眼的に人間を捉えることのできる体制を築いています。他大学院修士課程修了者にも適した博士課程(後期)です。


心理学、教育学、社会学、情報学や被害者学、地域振興学といった周辺諸科学の英知を集め、複眼的に人間理解に努めることのできるカリキュラムを整えています。その特性に鑑み、領域を横断した研究計画やテーマに臨むための基礎を築く「人間科学の方法論研究」「人間科学合同演習」などの科目を充実させています。


2022年4月、常磐大学大学院に看護学研究科看護学専攻を設置します。専門的な職務に従事するために必要な知識やスキルを身につけて、保健医療分野における多様なニーズに対応できる看護職リーダーを養成します。