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TOKIWAの実学


いま、実学のとき。

学びを楽しみ、究める学生が集う。
興味に応える幅広い学びがある。
学びの場は学外にも広がっている。
寄り添う教職員、オープンな雰囲気。
建学の精神が根付く緑豊かなキャンパス。
いま、実学のとき。

常磐大学にいる「私」の挑戦

常磐大学は地域との結びつきが強く、地元企業とのコラボレーションも盛んで、キャンパスを飛び越えた学びの場が広がっています。将来の目標は、スポーツの補食の開発で得た知識や経験を活かし、様々な理由で食べるものに制限がある人でも、安心して気軽に手に取ってもらえる食品を開発することです。

運動後のエネルギー補給ができる機能性スイーツ。食材は茨城名産の干し芋を利用。
共同開発した洋菓子店にて、実際に販売も行いました。

民間企業や団体、行政と連携し、社会の成長に貢献できる教養と実践的な知識・技術を習得する「トキワの実学」。

商品の開発、販売促進イベントの企画・運営などに積極的に取り組むことで、地域社会の課題解決力やコミュニケーション能力が身につきます。
PICK UP COLUMN
プロジェクトの一環で、健康栄養学科の在学生や卒業生が中心となり、地元食材を使用したスポーツ補食スイーツ「TOKIWA ぽてらん」を洋菓子店と共同開発。製造販売の実現に至りました。

法律行政学科吉田勉ゼミナールが実施する地方自治力向上プロジェクトでは、地方自治、自治体、公務員等に関心の高い学生が、自治体職員、首長、議員、市民団体等と間での意見交換、議論などをする機会を自らつくり、交流していくことで、学びを深めています。
みんなで考えよう!少子化のこと… ~異次元ってどこにいく?
これまで住民投票、女性活躍、自治体魅力度などのテーマでシンポジウムを開催。2024年は少子化問題について学生が独自の調査の結果を報告。ゲストや多くの市民の皆さんを前に学生からの視点で少子化対策を提言しました。

ひたちなか市長、常磐大学卒業生の茨城県議会議員、企業代表、団体理事長、茨城県少子化対策課長がパネラーとして登壇。深刻化する少子化問題について、市民の方々と活発な意見交換を行うなかで、本学学生のアンケート調査の結果が貴重な参考データとして評価されました

 
学生によるプレゼンテーション
 

学生が主体となってアンケートを実施。調査・考察を重ね、有識者や集まった多くの市民の方々を前に、少子化問題の解決に向けた新たな提言を発表しました。

地元茨城にいる「私」の役割

常磐大学で学んだ知識と実習の経験が、様々な疾患を抱えた患者さんとのコミュニケーションや適切なケアに役立っています。現在は、急性期病院の手術室で看護師として奮闘する日々ですが、手術看護を通じて地域医療に貢献できていること、患者さんの笑顔に繋がることに喜びを感じています。

複数の看護師が臨む手術では、看護師の間で綿密な打ち合わせを行います。
緊急の手術に備え、準備は常に万端にしておくことも仕事の一つです。

看護学部は、国立病院機構水戸医療センター、霞ヶ浦医療センター、茨城東病院と連携協定を締結。県内の広範囲にわたり地域医療の現場に触れることができます。

看護学部専用演習施設「桜の郷キャンパス」は水戸医療センターと隣接しており、先生方は医療現場での経験が豊富で、広い視野で看護を学べます。
PICK UP COLUMN
国立病院機構水戸医療センターは、100年以上の歴史のある病院で、地域支援病院、がん診療連携拠点病院、第三次救命救急センター、茨城県ドクターヘリ基地病院、基幹災害拠点病院の指定を受け、地域医療の中枢を担っています。

社会で生きる力を育む

京成百貨店との産学連携プロジェクト
京成百貨店プロジェクト
「お客さまの来店動機や物販につながる企画」という課題のもと、地元の百貨店でイベントを企画・実施。ビジネスを実践的に学びます。

グループワークによってマーケティングの考え方と企業のビジネスモデルへの理解を深め、新規事業や起業に対する姿勢、営業や販売につなげる方法論を会得します。グループ内での役割やチームに貢献する重要性を体感できるため、リーダーシップコミュニケーション力協調性がみがかれます。プロジェクトを介して地域の課題を解決することで、自らを成長させ、地域に貢献できる人になれるはず。「働く」とはどういうことなのかを考える機会にもなっており、その後の就職活動への取り組みや社会人意識向上につながっています。

ファッションショーを開催。学生自身がモデルとなり、店内のショップの商品を使ったコーディネートを紹介しました。

農業王国・茨城の耕作放棄地を有効利用
常磐大学ファームプロジェクト
耕作放棄地を活用した「常磐大学ファーム」で、地元農家の協力を得て小麦やそばなどを栽培。収穫物を利用したイベントも開催しています。

「農業王国・茨城」を揺るがす耕作放棄地の増大。この問題を解決する糸口をつかむために、地域のみなさんの指導や協力を得て、学生たちは自分の手で耕作放棄地を耕します。さらには、学生が主導となり、この地で収穫した小麦やそばを活用した各種イベントを企画・実施し、地域を元気づけています。茨城県の潜在的な可能性を見抜き、実際に引き出し、地域の改善に結び付けるこれら一連の実践活動を通じ、学生たちは洞察力企画力実行力コミュニケーション力など、社会が求める基本能力を獲得すると共に、郷土愛を身につけています。

「常陸秋そば収穫祭」や「石窯ピザキャラバン隊」など、収穫物を使ったイベントを実施し、県内外の人びとと交流を深めています。

水戸市と連携し市内学校の食育活動を支援
水戸市学生食育サポーター
学生が食育サポーターとなり、児童・生徒や保護者に対して食育に関する情報を提供するほか、小・中学校での食育活動にも携わっています。

管理栄養士の仕事は、相手の立場になって考えることが重要です。小・中学生への指導を通じて、学んできた専門知識を実践しながら、他者に分かりやすく伝えるためにはどうすべきかを考えるなど、コミュニケーション能力多面的な視野を育てる機会となっています。実際の教育現場では、指導者の手や目が足りないために、家庭科で実施できない授業内容もあるそうです。食育サポーターが補助として入ることで、さまざまな授業が展開できるようになった、との声をいただいています。地元の小・中学校の教育のさらなる充実につながることも期待しています。

毎年多くの学生が水戸市教育委員会から食育サポーターに任命されています。食材や栄養、はしの使い方など、食にまつわることを幅広く伝えます。

看護の力でまちづくりに関わっていく
地域包括ケアシステム
厚生労働省が提唱する「病院完結型」から「地域完結型」の医療への移行の実現を支えるケアシステムを地域社会の現場で学びます。

「地域包括ケアシステム」とは、多職種と協働し、その人がその人らしく、健康に暮らしていくことを支えるためのもの。地域住民・介護事業者・医療機関・町内会・自治体・ボランティアなどが一体となって、地域全体で取り組むことが求められています。看護学部では、地域の病院と連携して学ぶことに加え、地域のフィールドで地域包括ケアシステムの一員として参画し、地域に根ざした看護のあり方を考察していきます。自分が人びとの健康向上に寄与できていると感じられれば、茨城愛も高まるはず。茨城県の健康寿命と平均寿命の延伸につながっていきます。

看護学部は茨城県内の国立病院機構と連携協定を結び、2018 年4月に開設されました。地域に根ざし、人びとの健康課題を解決する看護職をめざします。

「まちゃレーヌ」で町の知名度をアップ
高大官連携プロジェクト
茨城県城里町のイメージ向上を目的に、水戸桜ノ牧高校常北校、城里町役場と連携。城里町の特徴や魅力を伝える取り組みを行っています。

取り組みの一環として、特産の古内茶を使ったお茶テイストのマドレーヌ「まちゃレーヌ」の開発を企画。実現に向けて地域の方々とも話し合いを重ねました。教員から指示されたことを行うのではなく、学生が自分たちで考え、地域のみなさんとコミュニケーションを図りながら物事を成し遂げる。こうした経験を通じ、主体性積極性協調性を身につけ、自己効力感がはぐくまれていきます。将来、どのような職業につくとしても「市民」であることには変わりありません。一市民として自分の住む地域や社会に関心を持ち、行動できる人をめざしています。

食材には城里町の特産品を使用しています。高校の文化祭で販売したり、地域活性化イベント「古内茶庭先カフェ」で提供したりしました。

子どもたちのすこやかな成長を支える
学外での子育て支援活動
地域の親子を対象とした遊びの提案、親子向けイベントの運営ボランティアなど、多様なアプローチから保育を考察します。

水戸市内の子育て支援センターや茨城県立図書館などと連携した活動「パオパオ」において、学生たちが立案した親子遊び用プログラムを実施するほか、常陸太田市が主催するイベント「子子育メッセ」で、託児や受付、イベントの進行などをサポート。いずれの活動も保育現場で役立つスキルを伸ばしながら、子どもやその保護者との関わり方を学びます。実践を通じて子どもの豊かな成長をかなえる環境づくりや保護者への援助について考察することで、将来の自分が保育者としてどのように行動していくべきかを具体的にイメージできるようになります。

子どもや保護者と実際に交流することで、社会から求められる保育者像が明確に。他にもスポーツ大会でのボランティア活動など、地域を身近に感じる機会が豊富。