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TOKIWAの実学


地域で学ぶから見えるもの、身につく力がある

身近な社会問題を学生自身の力で解決し、地域に貢献。これがトキワの実学です。

そのきっかけとして、各学部・学科が主体となり、地域に根ざしたプロジェクトを展開します。こうした実践的な学びによって、地域が抱える問題や課題を自分ごととして捉え、より良い社会の実現に向けてアクションを起こすことができる人の育成をめざします。

社会人基礎力は、トキワの実学の軸となる部分です。
地域に飛び出し、地域の人々と交流することで、学生のうちから社会で生きる力を育みます。

在学生メッセージ

地域活性化プロジェクトに参加
チーム運営の手法を役立てたい

総合政策学部 総合政策学科 4年 田向 桃音さん
茨城県 波崎柳川高等学校出身
3年次に城里町の活性化プロジェクトに取り組みました。特に地元の特産の古内茶を使って開発したお茶テイストのマドレーヌ「まちゃレーヌ」は、高校の文化祭で販売したり、地域活性化イベント「古内茶庭先カフェ」で提供したりしました。意見をまとめる難しさや事前準備の大変さを実感する一方で、イメージしたことが形になっていくことに気持ちが高鳴りました。同時に、プロジェクトメンバーの意見や地域の皆さんの声を丁寧に受け止め、検討を深める大切さにも気づきました。この経験を活かし、社会人として新たな世界に踏み出します。

学校インターンシップで
生きた教育現場に触れる

人間科学部 教育学科 2年 髙田 佳奈さん
茨城県 鉾田第一高等学校出身
学校インターンシップは週に一度、希望する学校種を訪問し、授業見学や授業のお手伝いをするプログラムです。私は1年次の秋セメスターに小学校4年生のクラスに10回通いました。教育実習の前に学校現場を知る貴重な経験になりました。算数の授業では、先生が児童に答えを導いた方法を発表させ、論理的な思考につなげているのが印象的でした。また、私自身が児童とどう接するか、どのように伝えるかといった課題も見えてきました。プログラムを通して以前にも増して教員になりたい気持ちが大きくなりました。児童が学校や授業を楽しいと思えるクラスづくりができる教員になることが目標です。

豊富な企業との連携プロジェクト
業界のいまを体感できます

総合政策学部 経営学科 3年 岩井 舞由さん
福島県 湯本高等学校出身
常磐大学は、経営やマーケティングを学ぶための、企業とのコラボレーションやイベントが豊富です。3年次のビジネス専門演習では毎年1月に、京成百貨店とコラボイベントを行います。私は婦人靴の販促チームに参加しました。売上アップのためのSNSを使った広告宣伝や売場でのゲーム企画を実施し、2日間の販売に挑戦。実践的な学びで、ダイナミックに動く業界を体感することができます。私は人と話すことが大好きなので、アルバイトでも衣料量販店で接客のスキルを磨いています。卒業後は小売業に携わり、多くのお客様と商品をつないでいくことが目標です。

警察や消防関連施設を訪問する学び。
警察官として市民の安心安全を守ります

総合政策学部 法律行政学科 4年 櫻岡 徹也さん
茨城県 大子清流高等学校出身
「社会安全政策演習Ⅱ」は警察や消防関連施設など、社会の安全を守る現場を訪問する授業です。3年次に消防指令センター、水戸刑務所、就労支援センターを訪問しました。刑務所では受刑者が働く木工作業場を見学。これまで感じたことのない緊張感の中、罪を犯すということの重みを痛感しました。私は警察官志望だったので「近い将来、相手にする人たちになる」と自分に言い聞かせながら、この機会を与えられたことに感謝しました。念願叶い、昨年茨城県警に合格。今後は知力・体力に磨きをかけ、県民の安心と安全を守る警察官として働きます。

サークル「パオパオ」は遊びを創造。
2020年は「100年ソングス」に入賞

短期大学 幼児教育保育学科2年 藤田 春奈さん
茨城県 水城高等学校出身
サークル「パオパオ」は幼児教育の遊びを研究し、保育施設や図書館でパネルシアターや手遊び、体操などの実践を積んでいます。目をキラキラさせる子どもたちに私たちの気持ちもアップ。教科書から学べない気づきが多い活動です。2020年は先生の呼びかけで、幼児雑誌が主宰する「100年ソングス」でオリジナル曲の制作に挑戦。メッセージを込めた歌詞づくりに励みました。先生が曲をつけて応募した「ハッピーは続くよ、どこまでも」は入賞。確かな足跡を残すことができました。卒業後は、子どもたちと共に成長できる実践力のある保育者をめざします。

身近な日常から始めるSDGs
多彩な視点で持続可能な行動を

人間科学部 心理学科 1年 藤田 みくさん
茨城県 水戸第三高等学校出身
特別企画科目「プロジェクトC」では、SDGsについて取り組みました。メンバーはSDGsの17の目標を理解し検討することからスタート。そして「身近な日常から始めるSDGs」をテーマに、私たちにもできる節電・節水、フードロス対策をピックアップ。それをパンフレットやインスタグラムで発信し、SDGsへの関心を広げる活動を推し進めました。プロジェクトを通じて、SDGsへの関心が深まるとともに、持続可能な活動で世界が掲げる目標に少しでも近づきたいと思えるまでになりました。今後は多彩な視点で物事を見つめ、賢明に行動できる自分でありたいと思います。

常磐の魅力は質の高い看護実習
地域医療に貢献できる看護職に

看護学部 看護学科 3年 榊 美月さん
茨城県 太田第一高等学校出身
常磐大学の看護学科の魅力は、茨城県内の国立病院機構と連携し、質の高い技術が身につけられること。病院のドクターが講義を担当し、現場の生きた情報に触れられることです。慢性期病棟の実習では、担当した患者さんから誰にも言えずにいた手術に対する気持ちを聞き、信頼関係を築くことの大切さを実感しました。また、在宅看護実習では、患者さんが生活するうえでの価値観を尊重し、そのためにどんな看護支援ができるかを考えました。国家試験のための勉強と本格的な実習が続きますが、丁寧に研さんを重ね、地域に貢献できる看護職に成長します。

水戸市の政策提言プロジェクトに挑戦。
地域との接点が多い学びに感謝

人間科学部 現代社会学科 3年 阿部 佑香さん
茨城県 高萩清松高等学校出身
「水戸市が若者や女性が活躍でき、選ばれる街になるためには何が必要か」をテーマに、政策提言のプロジェクトに参加しました。オンラインでメンバーと意見交換し、リーダーとしてその結果をまとめることに尽力。コミュニケーション力が身につき、メンバー全員のグループワークスキルも向上しました。最終的に政策提言「サテライトオフィスの誘致と子育て支援策の充実」を発表。常磐大学は地域との関わりが多く、学生が外に目を向ける環境が整備されています。私も地域貢献しながら楽しく働こうと就職への想いを新たにしました。

アートを通じて地域を活性化
将来は育った町に恩返しを

人間科学部 現代社会学科 2年 小田 ののかさん
茨城県 水城高等学校出身
サークルM4(エムフォー)は、アートを通じて地域活性化のための活動を行うサークルです。月に一度、那珂湊のドゥナイトマーケットで子ども向けワークショップを開催。毎回、30人ほどの子どもたちと缶バッチやでんでん太鼓などを作って楽しんでいます。夏に開催されるアートイベント「みなとメディアミュージアム」の運営にも携わり、他大学の学生や地域の皆さんとともにアート制作に取り組んでいます。活動を通して知らなかった街の魅力が発見でき、学外の方とコミュニケーションが深まりました。将来は育った町に恩返しができるような仕事に就きたいと思います。

茨城名産とのコラボで惣菜ワッフル。
世界の食を学ぶ楽しさ

人間科学部 健康栄養学科 2年 関 美祐さん
茨城県 大成女子高等学校出身
東京オリンピック・パラリンピックで、茨城県はベルギーのホストタウンです。食品栄養研究会サークルでは、世界のおもてなしプロジェクトに参加し、ベルギーの選手に食べてほしいメニュー開発に取り組みました。相手国料理に挑んだ私のチームは惣菜ワッフルにチャレンジ。奥久慈シャモやサツマイモの特産品を工夫して、ベルギーの名菓ワッフルとコラボさせました。時間や物理的な制約がある中、意見を出し合い、試作検討を重ねた経験は、今後の自信にもなりました。同時に他国の食文化研究は、食の楽しさを広げてくれ、管理栄養士の勉強に一層力を入れようと思わせてくれました。

社会で生きる力を育む

京成百貨店との産学連携プロジェクト
京成百貨店プロジェクト
「お客さまの来店動機や物販につながる企画」という課題のもと、地元の百貨店でイベントを企画・実施。ビジネスを実践的に学びます。

グループワークによってマーケティングの考え方と企業のビジネスモデルへの理解を深め、新規事業や起業に対する姿勢、営業や販売につなげる方法論を会得します。グループ内での役割やチームに貢献する重要性を体感できるため、リーダーシップコミュニケーション力協調性がみがかれます。プロジェクトを介して地域の課題を解決することで、自らを成長させ、地域に貢献できる人になれるはず。「働く」とはどういうことなのかを考える機会にもなっており、その後の就職活動への取り組みや社会人意識向上につながっています。

ファッションショーを開催。学生自身がモデルとなり、店内のショップの商品を使ったコーディネートを紹介しました。

農業王国・茨城の耕作放棄地を有効利用
常磐大学ファームプロジェクト
耕作放棄地を活用した「常磐大学ファーム」で、地元農家の協力を得て小麦やそばなどを栽培。収穫物を利用したイベントも開催しています。

「農業王国・茨城」を揺るがす耕作放棄地の増大。この問題を解決する糸口をつかむために、地域のみなさんの指導や協力を得て、学生たちは自分の手で耕作放棄地を耕します。さらには、学生が主導となり、この地で収穫した小麦やそばを活用した各種イベントを企画・実施し、地域を元気づけています。茨城県の潜在的な可能性を見抜き、実際に引き出し、地域の改善に結び付けるこれら一連の実践活動を通じ、学生たちは洞察力企画力実行力コミュニケーション力など、社会が求める基本能力を獲得すると共に、郷土愛を身につけています。

「常陸秋そば収穫祭」や「石窯ピザキャラバン隊」など、収穫物を使ったイベントを実施し、県内外の人びとと交流を深めています。

学生考案の集客イベントで観客数が増加
水戸ホーリーホックプロジェクト
2010年度からスタートした「常磐大学×水戸ホーリーホックコラボデー」内で行われるイベントの企画立案や運営を行っています。

実際の企業のビジネスフローと同様、チームの運営元から提示された課題についてリサーチを重ねたのち、解決策につながる企画を提案・実施していきます。学生に求められているものは、斬新で型にはまっていない発想力。イベント終了後には、振り返り(行動、学んだこと、反省点・改善点)を行い、次の取り組みにつなげていきます。プロジェクト開始前、水戸ホーリーホックの観客数はJリーグで最下位の常連でしたが、学生がイベントを行うようになってからは最下位にはなっておらず、年間平均観客数は少しずつ増加しています。

年代を問わず楽しめるイベントは一般の来場者からも好評。名物グルメになることを視野に入れたメニューの開発・販売もしています。

自治体職員の立場になって地元を考える
地方自治力向上プロジェクト
自治体職員や市長、議員、活動している市民の方などとの交流や意見交換する機会を通じて、地方自治への関心や理解を深めています。

社会人として活躍するために大切なことは「やる気と論理」。「よし、やってやろう」という気概はもちろん、「物事を論理的に理解して説明できる」ことも重要です。そこで、茨城県や県内市町村のみなさんと協力し、「女性活躍社会として茨城をどう変えていくか」「自治体魅力度の現状と今後」といったテーマで、シンポジウムを実施。学生が県民に向けてメッセージを送る機会となっています。さまざまな立場の人と連携し、知恵を出し合い、取り組もうとする意欲を引き出し、素晴らしい地域や会社の実現をめざします。

シンポジウムでは、実社会で何が起きているかを目の当たりにし、理想のあり方を模索。「自分はいかに行動すべきか?」も見えてきます。

水戸市と連携し市内学校の食育活動を支援
水戸市学生食育サポーター
学生が食育サポーターとなり、児童・生徒や保護者に対して食育に関する情報を提供するほか、小・中学校での食育活動にも携わっています。

管理栄養士の仕事は、相手の立場になって考えることが重要です。小・中学生への指導を通じて、学んできた専門知識を実践しながら、他者に分かりやすく伝えるためにはどうすべきかを考えるなど、コミュニケーション能力多面的な視野を育てる機会となっています。実際の教育現場では、指導者の手や目が足りないために、家庭科で実施できない授業内容もあるそうです。食育サポーターが補助として入ることで、さまざまな授業が展開できるようになった、との声をいただいています。地元の小・中学校の教育のさらなる充実につながることも期待しています。

毎年多くの学生が水戸市教育委員会から食育サポーターに任命されています。食材や栄養、はしの使い方など、食にまつわることを幅広く伝えます。

看護の力でまちづくりに関わっていく
地域包括ケアシステム
厚生労働省が提唱する「病院完結型」から「地域完結型」の医療への移行の実現を支えるケアシステムを地域社会の現場で学びます。

「地域包括ケアシステム」とは、多職種と協働し、その人がその人らしく、健康に暮らしていくことを支えるためのもの。地域住民・介護事業者・医療機関・町内会・自治体・ボランティアなどが一体となって、地域全体で取り組むことが求められています。看護学部では、地域の病院と連携して学ぶことに加え、地域のフィールドで地域包括ケアシステムの一員として参画し、地域に根ざした看護のあり方を考察していきます。自分が人びとの健康向上に寄与できていると感じられれば、茨城愛も高まるはず。茨城県の健康寿命と平均寿命の延伸につながっていきます。

看護学部は茨城県内の国立病院機構と連携協定を結び、2018 年4月に開設されました。地域に根ざし、人びとの健康課題を解決する看護職をめざします。

「まちゃレーヌ」で町の知名度をアップ
高大官連携プロジェクト
茨城県城里町のイメージ向上を目的に、水戸桜ノ牧高校常北校、城里町役場と連携。城里町の特徴や魅力を伝える取り組みを行っています。

取り組みの一環として、特産の古内茶を使ったお茶テイストのマドレーヌ「まちゃレーヌ」の開発を企画。実現に向けて地域の方々とも話し合いを重ねました。教員から指示されたことを行うのではなく、学生が自分たちで考え、地域のみなさんとコミュニケーションを図りながら物事を成し遂げる。こうした経験を通じ、主体性積極性協調性を身につけ、自己効力感がはぐくまれていきます。将来、どのような職業につくとしても「市民」であることには変わりありません。一市民として自分の住む地域や社会に関心を持ち、行動できる人をめざしています。

食材には城里町の特産品を使用しています。高校の文化祭で販売したり、地域活性化イベント「古内茶庭先カフェ」で提供したりしました。

子どもたちのすこやかな成長を支える
学外での子育て支援活動
地域の親子を対象とした遊びの提案、親子向けイベントの運営ボランティアなど、多様なアプローチから保育を考察します。

水戸市内の子育て支援センターや茨城県立図書館などと連携した活動「パオパオ」において、学生たちが立案した親子遊び用プログラムを実施するほか、常陸太田市が主催するイベント「子子育メッセ」で、託児や受付、イベントの進行などをサポート。いずれの活動も保育現場で役立つスキルを伸ばしながら、子どもやその保護者との関わり方を学びます。実践を通じて子どもの豊かな成長をかなえる環境づくりや保護者への援助について考察することで、将来の自分が保育者としてどのように行動していくべきかを具体的にイメージできるようになります。

子どもや保護者と実際に交流することで、社会から求められる保育者像が明確に。他にもスポーツ大会でのボランティア活動など、地域を身近に感じる機会が豊富。